2011年01月23日
『レッドクリフ』の迫力
地上波初の「レッドクリフ」2週連続で楽しめました。
三国志は昔から好きで、横山光輝の大連作を一体誰が主人公なのだろうと思いながら読んだ記憶があります。
主人公だと思っていた登場人物たちがいつか倒れても、話が続いていく取りとめのない超大作ですね。
「レッドクリフ」は、そのハイライトシーンの一つである「赤壁の戦い」を描いたもので、最新のCGを使い臨場感あふれる戦闘シーンがすごい迫力でした。
曹操は、なぜかいつも悪役として描かれていて可愛そうですね。吉川英治の『三国志』が劉備を正義、曹操を悪とした軸で上手く描いているので、それが現代の三国志の原点にされているようです。一番の主役は諸葛孔明ですが、孔明のなくなった後の時代までしっかり描いていますから、必ずしもですが、、、。「死せる孔明、生ける仲達を走らす」(蜀の諸葛孔明が魏の司馬仲達と五丈原で対陣中に病死してしまいました。軍をまとめて帰ろうとした蜀軍を仲達はただちに追撃しましたが、蜀軍が反撃の構えを示したため、仲達は孔明の死の知らせは何か策略があるのだろうと疑い、退却したという『三国志』の故事)ということもあって、やはり孔明が主役かも。
美人にはどんな英雄も敵いません。
戦場のあわれな恋物語も実際沢山あったことでしょう。
軍師の知恵比べが面白いですね。
一度、中国の本当の「赤壁の戦い」の史跡の場所を観にいくのが夢です。
Posted by ひろかず at 23:58│Comments(0)
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