2010年09月02日
第17回小学館ノンフィクション大賞授賞式
第17回小学館ノンフィクション大賞授賞式が先日行なわれました。友人の作家中村勝雄さんは、以前優秀賞を受賞し、私が本が出版されるお手伝いをしたので、今回の授賞式にも招かれ参加しました。多方面の出版関係者が来られますので、中村さんの次回作についてのアプローチも兼ねています。
写真は、『鶴田錦史伝』で大正、昭和、平成を駆け抜けた男装の天才琵琶師の生涯を描いた佐宮圭さん。優秀賞です。優秀賞は、編集者とのジョイントで加筆修正されながら、出版されます。賞金は100万です。ちなみに大賞はそのまま出版レベルと言うことで1000万円授与されます。今回は大賞受賞者はいませんでした。
もう一人、西村章さんが『最後の王者』で二輪ロードレースの世界を描いて優秀賞受賞されましたが、なんと欠席。代理の方が挨拶。ちょっと寂しい感じですね。お料理は、素晴らしく美味しい会です。受賞されたら、もっと美味しいでしょうが、うれしくて喉を通らないかも、、、。作家の椎名誠さん他、豪華選者です。椎名さんは、学生時代講演に招いて、早稲田講堂でお話していただきましたが、覚えていてくださいました。お礼がオールド一本で、すみませんでしたと、私が恐縮していますと、ああ、あの時の学生さんですか、、、と笑っていました。相変わらず、カッコいいですね。
中村勝雄さんは、『パラダイスウォーカー』で、優秀賞をとり出版されました。
自分の本が飾られているとうれしいですね。
車イスで、ハワイとか一人旅をした体験が満載です。重度の障害で一人では、食事も着替えも出来ない中村さんが、どうやって旅行をするか冒険ですね。
一緒に参加した賄いのご婦人と。
上海万博のお土産の海宝ハイバオくんを車イスにつけてもらいました。
ぴったりです。
一緒に新宿のホテルに泊まって、次回作の作戦会議をしました。モーニングの会場で。
『パラダイスウォーカー』のあと、結婚され、初子がダウン症でわずか1歳で亡くなってしまった悲しみを描いた『もう一度抱きしめたい』をどうやって世に出すか模索中です。そのあと、2児のパパとしての車イスパパの子育て日記も期待できます。
Posted by ひろかず at 20:17│Comments(0)
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