2012年09月22日
富士山へ行こう! 20 ゴールです
さあ、あとひと踏ん張りです。栄養つけてガンバ!
サー・ラザフォード・オールコック(Sir Rutherford Alcock KCB、1809年5月 - 1897年11月2日)富士登山記念碑。
氏は、イギリスの医者、外交官。清国駐在領事、初代駐日総領事、同公使を務めました。邦訳された著書に、開国後の幕末日本を紹介した『大君の都』があります。1860年9月11日(万延元年7月27日)には富士山の登山(富士宮側)を行いましたが、これは記録の残る中では外国人として初めてのことであった。
当日の富士山データ。
柔軟体操、これをしないと乳酸がたまって筋肉痛になったりします。
主催者にICI石井スポーツ松本の店長さん、ご挨拶。
筋肉へのご褒美に、朝霧高原のオリジナルソフトクリーム。
バスの車窓から、富士山がちょこっと見えました。
タグ :富士山
2012年09月18日
富士山へ行こう! 19 大砂走りは砂嵐なのだ
朝食をいただいたら、出発です。
ひたすら下ります。
大砂走りです。
登りの時とは違い、人の歩いていない盛り上がっているようなところをザクザクと歩きます。
砂煙が舞いあがるのです。
富士山の雲は、この砂煙が大きくなって広がっているかと思うくらいです。
外国の山を降りてきたかのようですね。

あやしい探検隊?
タグ :砂嵐
2012年09月17日
富士山へ行こう! 18 やっと朝食
下山は、砂埃が多いのでマスクなどして吸わないようにします。
小屋跡で休憩です。
頂上がどんどん遠ざかります。
宿泊した砂走館に着きました。
頂上登山に不要な荷物を置いて行ったのでまた、リュックに詰めます。
やっと朝食です。
朝の1時半から起きていますので、10時過ぎの朝食は、なんかホントにやっと、という感じです。
水を補給します。ペットボトル500円です。
タグ :砂走館
2012年09月14日
富士山へ行こう! 17 富士山下山
溶岩がごつごつして噴火の生々しさを感じさせます。
お鉢廻り一周しました。一時間半くらいでした。これより、下山開始です。
一般の山に比べ、海外の方多いですね。
朝登ってきた道ですが、暗い中での記憶とまた違います。
車いすの方を担いで登っていくのを観ました。
そういえばこの日は、24時間テレビの日でした。
なるほど、気圧が低くなってフーセンが段々大きくなってくるのを楽しんでいるんですね。
延延とジグザグに降りていきます。
タグ :富士山
2012年09月13日
富士山へ行こう! 16 富士山登山正装?
火口にお鉢廻りの人たちの影が映っています。
時々エネルギー補給しながらの行軍です。
これは、お墓ではなく、金名水。昔の登山者はここで湧き出る水で喉を閏わしていたようです。
山頂で水が湧き出るのはどうしてでしょう。
お土産屋さんもにぎやかです。
阿部さんが、「ICIの方たちは、こっちですよ!」とストックを挙げて。
周りの方たちは、「えっ?愛し合っている方たち?」と勘違いして集まるカップルも。

疲れて、寝てるのか、愛し合っているのか、皆のんびりと富士の夏を楽しんでいますね。
お、恰好いいですね!
富士登山の正装でしょうか?
タグ :富士山
2012年09月12日
富士山へ行こう! 15 ウクライナ美人もお鉢廻り

お鉢廻りをします。
日本中が見渡せるのではないかと思うくらい晴れ晴れと遠くまで景色がクリアでした。

みるみる剣が峰が遠ざかっていきます。

山の名前は説明されても覚えきれません。

早くも影富士が見えます。下が霧の時はブロッケン現象になるようです。

皆、落っこちないようにね。

お鉢廻りは、晴れていれば最高のお散歩コースですね。
もうこれ以上は登らないということで、気は楽です。

北アルプス、槍ヶ岳まで見えます。

涼しいので残雪もまだありますね。


ウクナイナから来た御嬢さんたち。
ウクライナでは、国策で美人を育てているそうです。
参考記事:
【世界10大美女都市】1位:ウクライナ(キエフ)、9位:韓国(ソウル) ※日本はランク外
ウクライナで美人コンテスト レベル高すぎワロタwwwwwwwww
さすが、ウクライナ美人は笑顔が素敵ですね。

絶壁にずっと佇んでいる方がいました。
フール・オン・ザ・ヒルかも。
2012年09月11日
富士山へ行こう! 14 富士山登山3776m登頂!

ICI石井スポーツ主催アルパインツアーサービス富士山へ行こうツアーご一行の皆さんと記念写真です。全員頂上まで来れました。ご苦労様です。

あとは、希望で最高地点を通り、一周するお鉢廻りをしました。限界気味の方は、先に下山します。空気が薄いので高山病になる危険性がありますので無理はできません。

剣ヶ峰(けんがみね)に向かいます。剣が峰とは、富士山の最高峰であり、日本の最高標高地点3,776 mのことです。

各登山道を登りきった頂上が火口の外周で、外周は全て「山頂」あるいは「頂上」と呼びます。外周に立てば登頂したことになります。でも、この地点は富士山最高標高地点である剣ヶ峰とは異なります。
最高標高地点は剣ヶ峰、この剣ヶ峰に行くには、各登山道頂上からさらに歩く必要があり、お鉢巡りコースで数十分かかるのです。道のすぐ脇は崖、特に柵も無いので、強風時や荒天時は危険であり行くべきではないといわれています。天気は良かったので今日は大丈夫です。
suuntoは5m単位なのです。
もともとこの時計を購入したのが、最近の私の登山のきっかけです。
一緒に最高地点に来れて良かったね!

「日本最高峰富士山剣ヶ峰」と書かれた石碑が建てられています。

実際の頂上はこの岩の上です。赤い印がついていてお賽銭が散っています。

長野から来たSさん。70代ということですが、50歳から登山を趣味としていて足腰は強健です。

上から火口を望みます。

富士山は日本一。
タグ :富士山
2012年09月10日
富士山へ行こう! 13 日本一高いコーヒー

頂上には浅間大社奥宮があってご朱印を押した記念品をいただく方も多いです。

ちょっと腹ごしらえです。
「素材まるごと」だから栄養バランスに優れ、カラダに良いと言われているホールフードのSOYJOY。
ホールフードとは一般的に、精製(プロセス)されていない食べ物のことを指す言葉。大豆をまるごと粉にした生地に、大粒で味の濃いワイルドブルーベリーとホワイトチョコチップを練りこみ、ごろりとしたブルーベリーの素材感を楽しめる1本。
ちょうどおなかすいていたので、持ってきて良かったなあ。

日本一高い公衆トイレ。

大でも小でも、一回200円を賽銭箱に。

頂上の食堂。

おなかすいている若者は、カップラーメン、カップうどんなど食べています。
一椀800円!

富士火口を見ながら飲むコーヒーはうまいです。

500円。しかもインスタントです。
さすが、日本一高いですね。
2012年09月09日
富士山へ行こう! 12 日本一の高さからのご来光

もう、ヘッドライトの明かりは必要ないほど明るくなりました。

もうすぐです。

鳥居の向こうが頂上です。
すでに5時5分。急げ~!

間もなく、ご来光です。
ジャストタイム。
下に雲があった分、間に合いました。



太陽は毎日、
自らの軌道を繰り返し昇る。正確に進む。
そして、生きとしいけるものすべてに
慈光を贈り育んでいる。
日々の生活も、同じ行動の繰り返しかもしれない。
しかし、その中にのみ、
真実の幸福は創り上げられていくのである。
(『女性に贈る100文字の幸福抄』池田大作著より)


荘厳な夜明けでした。

さっきまで、うす暗かったのに、突然明るくなりました。
太陽の力はすごいです。
2012年09月08日
富士山へ行こう! 11 夜明けは近いぞ

先頭の光は頂上に着いてるようですが、、、頂上から星につらなっているかも。

酸素補給液。水に加えたり、口に直接シュッとしたりします。
空気がかなり薄くなっていますので、酸素を沢山取り入れないと体が動きません。
普通の呼吸だけだと、脈拍が急に激しくなってきますので、常に深呼吸です。

はちみつの飴。栄養もしっかり補給します。腹が減ってパワーダウンしてからでは遅いのです。

朝が近いようで東の空が明るんできました。

急がないと、ご来光に間に合いません。

遠くに雲が下にありますが、晴れていますのでご来光はきっとよく見えるでしょう。
頂上に間に合うかどうかが問題です。
5時5分が日の出時刻です。

アット・ドーン at dawn
払暁、夜明け、朝ぼらけ、白々明け
日本で一番最初に朝が来るのは、北海道と富士山の天辺だそうです。

なんとなく頂上は近いぞ。

だんだんと明るくなって、遠く海も見えてきました。

よし、もうすぐだ!

タグ :富士山
2012年09月06日
富士山へ行こう! 10 光遊び
真夜中に何時間も歩くので、休憩の際はいろいろなアイデアで遊んだりします。
石井スポーツのスタッフの方のアイデアで光で絵を描こうということになりました。
どうぞ!
ハートが書けました。
3秒のスローシャッターの間に懐中電灯を動かします。
私も挑戦。
星に見えますか?
そういえば次女のクーは、幼少時、天体望遠鏡で星をいくら見せても、「星全然見えないよ」と答えるので、おかしいなあと思っていたら、どうも絵本で観る星は、いつもこのような星形をしているので、こういう星形のが望遠鏡の中で見えると勘違いしていたのでした。そんなことを思い出しました。そんな子も、小6となり今日はバスケの合宿で山梨のペンションで泊まっています。いまごろ夜空の星でも見ているでしょうか。寝てるでしょうね。
途中で、疲れたのか寝ている方もいます。
大きな石があったりするので、転ばないように注意です。
スローシャッターで描く隊列の光のブレ。
2012年09月04日
富士山へ行こう! 9 真夜中の登山開始
1:15宿の外に集合。使わない荷物は宿に置いていきますのでリュックは少し軽くなりました。
ヘッドランプは必需品です。なんか炭鉱に行くようですね。
夜景を見ながら、もくもくと登ります。
それほど寒くはなかったのですが、防寒は皆しっかりしています。
静かな夜です。
夜中に目的をもって進むのはなんか楽しい気分です。
時々、体操をしながら体をほぐして温めます。
昔は、たいまつ片手に登ったそうです。
光の隊列がいいですね。
空気が薄くなって、心臓が弱りますので、酸素入りの水を飲みます。
私たちは、体の約60%は水分です。
水が山に自力で列になって上がっていくようなものですね。
タグ :富士山
2012年09月03日
富士山へ行こう! 8 3110mからの夜景
七合目の宿3110mからの夜景はダイナミックでとても美しいです。
山中湖から東京、御殿場、沼津、静岡方面まで一度に見渡せます。
富士山は頂上に行くのが目的に感じますが、その途上そのものが富士山で目的そのものなんですね。
3か所くらいで花火が上がっていました。親指くらいの小さな花火で音も聞こえてはきませんでしたが、夏の終わりの線香花火のようで素敵でした。
望遠鏡があればスカイツリーも見えるそうです。
タグ :富士山
2012年09月02日
富士山へ行こう! 7 山の定番カレーライス
砂走館で夕食です。
セルフサービスなのでお替り自由です。カレーをたくさん盛って、残したり、こぼしたり

山小屋の定番カレーライスです。
宿の方が、炭コンロでじっくり煮込んだ味わいは忘れられません。
小屋のお兄さんたちも毎日カレーなんだろうと思います。昔、住み込みで山小屋でアルバイトしたとき毎日夕飯はカレーでした。お昼はサバの味噌漬け。え、今日も。・・・今日も。5日くらいすると当たり前になって逆に他の献立では満足できなくなるんです。

明日は、朝早い、というより今日の12時ころからガサガサと出発の準備にかかる方も出てくるので、良い子の時間8時には寝ます。もともと平日4時間睡眠くらいの私なので、寝不足にはなりません。でも、なかなか眠れなさそうなので、安眠マスクとラベンダーのアロマを一滴首のあたりにつけて睡眠薬代わりにしました。
初めて、娘さんと山小屋に泊まった隣の方は、山小屋ってこんなにギュウギュウなんすか、布団を隣の方と重ねあって寝るなんて思いませんでした、と。最盛期はしかたないですよね。
2012年09月01日
富士山へ行こう! 6 砂走館到着
やっと宿泊予定の砂走館が見えてきました。
先ほどの宝永山はもうあんなに遠くに見えます。
7合目、砂走館到着です。最大140人泊まれるようです。今日はさすがに満タンですね。
クールダウンで体操をします。
個人で登山するときには、案外クールダウンしないで済ましてしまい、翌日筋肉痛になったりしますので、こういうツアーの時にしっかり習慣をつけることが大事ですね。
宿のお兄さんが、説明をしてくれます。手に持っている箒(ほうき)は一杯靴とかに付いた砂埃を落としてもらうためです。後ろはバイオのトイレです。臭くないエコなトイレです。宿泊する人たちは無料ですが、通りがかりの登山客は有料です。
影富士がこんなに大きくなりました。
雄大な景色に疲れも飛びます。
では、一泊お世話になります。
とはいっても、ご来光を頂上で迎えるために、夜中の1時半にはもう出発しなければなりません。

タグ :富士山
2012年08月31日
富士山へ行こう! 5 御殿場ルートと合流
少し大きな石もありよそ見していると䐢っ転ぶので注意が必要です。
御殿場ルートと合流しました。
標高3000メートルを越えました。
3000メートルを超えると、空気が下界の3分の2になりますので、息を一杯に吸って酸素を体にしっかりと取り込まないと、高山病になってしまいます。吐く息を長くロングブレスにして吐き切ると、すっと空気が沢山吸えます。
すーーーーはーーーーすーーーーはーーーー。
陽が富士山の西に落ちていきましたので後はずっと日陰です。
この辺は、大砂走りと言って、下りは豪快に走って降りるところです。
いくらか見える高山植物もこころ癒されます。
影富士が大きくなってきました。
御殿場には自衛隊の駐屯地がいくつかあり、戦車の砲火の練習をしていますと、ドカンドカンと大きな音がこだまします。
狼煙のような煙が立ち上っているのが見えます。
2012年08月30日
富士山へ行こう! 4 宝永山から富士の稜線へ
宝永山からは、静岡県や東京が一望できます。
雲の向こうに伊豆の天城山が見えます。伊豆の踊子(川端康成の小説)が歩いているかも、、、。
さていよいよ富士の稜線に向かいます。
ガイドの安倍さん。山男はカッコいいですね。
プリンスルートと。皇太子も、ここを通って山頂へ向かったんですね。
現地ガイドの小林さんが歩き方の指導をしてくれています。
富士山は普通の山とは、ちょっと勝手が違いますね。
火山の影響もあり、富士山には高山植物は少ないです。
タグ :富士山
2012年08月29日
富士山へ行こう! 3 宝永山と巨大蟻地獄
富士山は大きな樹木があるわけでないので頂上が見えますが、なかなか着きません。
宝永山が見えてきました。
宝永山(ほうえいざん)は宝永4年(1707年)の宝永大噴火で誕生した、富士山最大の側火山です。標高は2,693 m。この宝永の大噴火以降は噴火していないため、この宝永山が富士山の最新の側火山になります。
宝永山は静岡側から見た富士山のアクセントポイントです。
雄大な宝永山をバックに。
この辺はこの宝永大噴火の火山の小石がザクザクと厚く積もっているため歩きにくいです。
巨大蟻地獄のようで、踏み出した足が半分戻されるような感じです。
小幅で一歩一歩、前の人の足跡に合わせて同じところを踏んでいくのが一番歩きやすいのです。
さわやかな笑顔ですね!
もくもくと歩きます。
宝永山頂上が見えてきました。
宝永山頂上は巨大展望台です。
2012年08月28日
富士山へ行こう! 2 プリンスルート
最初の30分くらいはゆっくりと歩きます。
帰る人たちとすれ違いますが、皆砂ほこりまみれです。
今回登るルートは通称プリンスルートです。2008年に皇太子が登られたルートで、富士宮ルートと御殿場ルートの組み合わせコースです。
最初は比較的平坦で、足慣らしにはいいですね。
ガスが湧いてきて涼しい。
頂上が見えます。
タグ :富士山
2012年08月27日
富士山へ行こう! 1 出発
ICI石井スポーツ松本店の25周年特別企画で「富士山へ行こう!」という登山イベントがありました。
日本人なら一度は登ってみたい山ですね。
店長の吉山さんがバスの中でご挨拶。参加者は長野県と新潟県から29名と大勢です。
車窓から富士山が見えます。
なかなか天気は良さそうです。
富士宮五合目の駐車場に着きました。荷物を降ろします。
まず、朝霧のコンビニで仕入れたお昼をとって腹ごしらえです。
これから登るので昼間から焼き鳥で一杯、というわけにはいきませんが、鶏肉は筋肉にいいので1本買いました。
(社)日本山岳ガイド協会認定 山岳ガイドの安倍 仁 さん、現地ガイドの小林さんをはじめ、アルパインツアーとICI石井スポーツのスタッフの方々がリードしてくれるので安心です。後は、体力、気力、脚力の勝負です。
しっかりと準備体操をしてから出発です。