2011年04月03日
推定無罪 白馬は「シロ」なのに 引退勧告!?
入門時に色白だったことと、モンゴルの馬のイメージを合わせて白馬というしこ名の白馬。
八百長関与の疑いで引退勧告となってしまいました。
白馬は身体能力には定評がありましたが、体重が思うように増えず出世は遅かった外人力士です。地道にこつこつと1年3キロペースで体重を増やし「徐々に増えてきたね」と。今は体重128kg。遅咲きですが、しっかり体を作ってきたので、これから活躍する大力士です。
しこ名と同じ村名の長野県白馬村から太田村長ら総勢28人の白馬後援会が応援に訪れたり信州でも期待していた力士なだけに残念です。
3年前、“白馬”という力士がいることが村議会で話題となり、それを機に後援会が発足。一昨年秋場所から応援に駆けつけるようになりました。太田村長は「白馬村を挙げて応援する。(白馬村出身の)上村愛子さんとともに白馬村の顔になってほしい」と期待していました。将来的には観光大使就任や化粧まわしを贈ることを計画中で、師匠の陸奥親方(元大関・霧島)は三役に昇進すれば白馬村で部屋の合宿を行うことも検討中だったといいます。
白馬の小づま取り、技も素晴らしいいい力士です。
07年夏に手術を受けた右ひざには半月板の約8割がありません。
08年10月に結婚したオユナ夫人(25)はチャーハンが得意だということで、奥さんの手料理で疲れを癒やし、土俵に。翌11月には長女も誕生しました。
新入幕の08年夏場所は4勝11敗。十両で伸び悩みましたが、支えになったのが同郷の妻オユナさんの存在。自宅で夫の勝つのをを見届けると、オユナさんは「すごいうれしくて…」と。家に帰ると幼い長女は玄関で出迎え、しばらく父に抱きついて離れないそうです。なお、夫人は同じモンゴル出身の時天空の妹にあたり、姻籍関係になった事からその後、取組は組まれていません。(ちゃんと八百長防止のシステムはあるんですね)
名古屋場所でめでたく新3役(東小結)に昇進した白馬。その場所中父アリオンバヤルさんが、死去していたといいます。白馬は25日の千秋楽を終えて、東京に移動。26日にモンゴル・ウランバートルへ出発しました。
白馬の師匠である陸奥親方(元大関霧島)によると、悲報が入ったのは名古屋場所10日目。交通事故に遭ったといいます。陸奥親方は「場所を離れられず、つらかっただろうが、よく頑張った」と話していました。
家族愛で戦い抜いてきた白馬。八百長に関しては、関与していないと強く否定。証拠もないのに、納得いかないと。
日本相撲協会は、自浄能力がないということで外部の調査委員会メンバー7名による意見をとりいれたということですが、4人は弁護士。法律に詳しい弁護士が4人もいて、証拠もないのに裁くのはいかがなものか。
信濃毎日新聞の4月2日付け社会面解説で、
心から「やっていない」と言えるなら、法廷で「無罪」を証明するのは当然だ。
と、解説していましたが、これはあやまりです。
有罪を証明出来なければ、無罪なのです。これを「推定無罪」といいます。
たとえば、死刑に値する犯罪人が10人いて、中に無実の人が一人でも含まれている可能性があれば、全員無罪とするのが法律なのです。無罪の人を罰するのは、有罪の人を逃す以上にあってはならないことなのです。そして、証拠もないのに罰することは、基本的人権に違反します。「推定有罪」という考え方は、憲法違反にあたるのです。
無理やり、携帯電話を奪って調査をするのは、プライバシーの損害にあたります。警察でも、それは出来ません。
たとえば大麻を取引している現場を押さえた時に、麻薬をポケットにあるはずだと、警察官が勝手にポケットに手を突っ込んだ場合は、中に確かに持っていたとしても基本的人権が優先され、無罪になってしまうくらいです。
このように法律に無知な協会は、裁判になった場合は、敗訴するでしょう。
尾上部屋の山本山は、「調査委員会にクロと決め付けられた。裁判を起こしても協会が勝つから無駄なことはしない方がいいというようなことを言われた。頭にきます。話も聞かずに引退勧告はおかしい。八百長はないです」と。
入間川部屋の将司は、「おかしすぎる。全部がおかしすぎる。引退勧告を受け入れなかったら、これ以上重い処分にすると、理事長から言われた」と。処分する人を最初から作りたいという感じですね。これこそ八百長です。
白馬は、聞き込みの時の態度が穏やかだった、激高しなかったから怪しいということでクロなのだそうです。
人をなんだと思っているのでしょう、そうじゃないでしょう、いくらなんでも。
白馬は、シロなので、あわてもせず隠すこともないので、落ち着いていただけだと思います。
やさしいいい男です。男前で、いい体つきなので、日本人なら、さらにもっと大人気になれた力士でしょう。
協会は、裁判をすれば証拠がない以上は必ず負けますから、もし心から「やっていない」といえる力士は、法廷で戦ってください。土俵以上に白黒つけるべき問題です。
メールで明らかに関与していたと思われ、認めている恵那司、千代白鵬が出場停止2年で、証拠もなく否定している力士たちが引退勧告というのは、よく考えたら逆でしょう。ぜひ、法的手段に訴えてください。
私も、こんな不条理は許せないです。不条理がまかり通る相撲界の相撲を見ていても何の感動も呼びません。
自浄能力がないと自分たちで決め付けて、外部に頼んで仕切り直しするのでなく、まず協会が自分たちで対応すべきです。
間違っても、証拠のない力士は罰してはいけません。
その上で、証拠のある力士のみ処分すればいいです。
国民は、それで別に問題ありません。
八百長がありそうで面白くないと思う人は、もともと見ません。
ところで、野球賭博は犯罪ですが、八百長相撲があったとしても、基本的に犯罪ではないです。
プロレスもそうですが、あくまでも興行なので、相手によっては手加減も時にはあるでしょう。
その辺を見極めながら見るのも、ショーのうちです。
プロレスの場合は、たまに「台本」があるのではと思うくらい展開が面白い場合がありますが、そういうときに途中で本気に怒り出して「台本」無視して戦っているようなところが、またおもしろいのです。
本当に真剣勝負なら、デスマッチにしてどちらか死ぬまでやるとかにするか。
相撲では、どうやってもきっと死ねない様に思いますが、怪我だらけでやっている姿をみれば、結構真剣勝負かと思いますよ。
競馬だって見ていて、おかしいレースもあります。他の馬を勝たせるために人の馬の後ろにぴったりつけて、わざと走れないようにしているのよくあります。本当にフリーで戦うレースは最後に横に広がって一列になりますよ。
八百長は基本的には、やっている方もおもしろくないであろうし、そういうことをやる力士は伸びないと思います。
とりあえず、メールで証拠を残しながら、わざわざ他の力士を巻き込んで行った停職2年の力士と親方は、外国の資産家などからごっそり支度金をもらっている可能性もあります。半数以上の外部理事を入れ込んで、次には株式会社のような形式にして、国技でなく、外国資本にのっとられた興行にしていくという計画があるということを数年前から画策している勢力もあると聞いていましたが、本当でしょうか。将来そうなったら、まさに「台本」通りですね。
(参考前述記事:人工地震巨大津波の陰謀 宇野正美先生講演)
その時は、圧力のかかったような八百長がさかんになりそうです。
初めての力士に歓声 白馬関が来村 園児と交流
(大糸タイムス2011年1月28日付より)
大相撲幕内力士の白馬関(モンゴル出身・27歳)は1月26、27の両日、四股名にちなみ交流が続く白馬村を訪問した。
27日は、しろうま保育園を訪れ園児らに笑顔を振りまいた。抱っこをせがむなど初めて目にする力士の姿に園児たちの歓声が響いた。白馬関は「子どもたちの笑顔に元気をもらった」などとさらなる活躍を約束した。
園児たちは、力士の周囲を取り囲み、手の大きさを比べるなど村名と同一の四股名を持つ白馬関と楽しい時間を過ごした。
いい力士を失うのは日本相撲協会の大汚点です。
前途のある若者を育ててください。
けっして無実の力士を押し出しすることは許されません。
2013箱根駅伝考察 ハイライト 早大vs帝京大白熱ラスト
箱根駅伝 往路優勝は逆転で日体大
お正月は、やはり箱根駅伝が楽しみですね
誤審審判は過去にオッパイをハンド(なでしこ)されていた!
なでしこ 不運 審判制度 サッカーも課題
笑顔の裏には、死闘があった! 福原愛ちゃん
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Posted by ひろかず at 08:25│Comments(0)
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