2011年09月26日
槍ヶ岳へ行こう!② 合戦小屋

ストレッチなどしながら何回か休んで登ってを繰り返していきます。

上空は、少しガスっています。

きつい登り坂もあります。

紅葉真っ盛りには早いようですが、小さい秋は随所に。

合戦小屋に着きました。燕岳登山口から約3時間、燕山荘まであと1時間のところにある休憩所です。合戦小屋は、登山者の少ない早朝などはリスやカモシカなどの野生動物が顔を出すそうです。

連休のためか大賑わいです。

小屋の中には、燕岳頂上から観た360度パノラマポスターも貼って有ります。
なぜ、合戦小屋というのでしょう。
以下合戦小屋に記された『合戦小屋,地名の由来』からの引用です。
今を遡る桓武天皇の御代!
中房温泉、有明山に住む魏石鬼あり。自らを八面大王と呼称し妖術を使う大鬼雲を起こし、霧を降らし天を飛び、里に出ては財宝、婦女を掠奪し、山野に出ては社寺仏閣を破壊し、狼藉三昧の明け暮れと言われた。
坂上田村麻呂、魏石鬼を滅ぼさんとするも魔力強く、敗戦の連続と思うにまかせず、栗尾山の観音堂に願をかけ、霊夢をさずかる。 『三十三節の山鳥の尾で作った矢を使えば・・・』
甲子の年、甲子の月、甲子の刻に生まれた男,矢村の矢助この尾を献上。ついに中房川上流の谷間で大合戦の末、魏石鬼を打ちはたす。合戦の沢、今の合戦沢をいう。
合戦小屋の下、深い谷間、その地に合戦の歴史あり。今を遡る桓武天皇の御代!
鬼の五体はバラバラに埋められ蘇生を防ぐ。耳塚、首塚、立足等、地名として今に残る。
山鳥の尾を献上した矢村の矢助、夫を魏石鬼に殺された母に育てられる。母は云う。『命あるもの全て親子、夫婦の関係あり、比さばなげくもの必ずあり。』
矢助、一切の殺生をせず成人し、ある時ワナにかかった山鳥を救い放つ。その年の暮れ矢助嫁をめとる。
三年後坂上田村麻呂との出会いとなる。嫁の差し出す山鳥の尾を献上、矢助、永遠の生活を保証する恩賞を得る。
翌日、嫁一通の手紙を書き置いて姿なし。『我、三年前に助けられし山鳥。高恩に報いるべく、かしづくも、もはやその要もなし。三十三節の尾羽は我の尾なり』と・・・
今を遡る桓武天皇の御代!
合戦の歴史あり。合戦小屋の下、深い谷間。

外で飲む珈琲は格別です。
Posted by ひろかず at 23:56│Comments(2)
│日本探訪
この記事へのコメント
確かに外で飲むコーヒーは美味しいですね。
山で食べるとインスタントラーメンが、この上ない御馳走に感じます。
山の魅力でしょうかね♪
山で食べるとインスタントラーメンが、この上ない御馳走に感じます。
山の魅力でしょうかね♪
Posted by 清水
at 2011年09月27日 20:57

清水さん
ホントですね。空気がより澄んでいるからでしょうか。
ホントですね。空気がより澄んでいるからでしょうか。
Posted by ひろかず
at 2011年09月28日 03:31
