2012年12月08日
マニフェストで分かる政党の真剣度・誠実度・実行力度
早稲田大学大学院公共経営研究科教授北川正恭所長は日本でマニフェスト選挙を提唱した人物としても知られています。
今回、早稲田大学マニフェスト研究所(北川正恭所長)は2012年衆議院議員総選挙における立候補者の公約集(マニフェスト)が、当研究所が考えるマニフェストの本来の形式に照らし合わせると、どの程度まで網羅されているか、いわゆる“マニフェストのできばえ度”を検証し公表いたしました。
※検証結果はコチラ
以下評価総合点(100点換算)と順位、総括コメントです。
①理念・ビジョン②政策の体系性・一貫性・独自性③政策の具体性・実現可能性④国民起点度の4分野で評価した総合点です。
1位 公明党 66.50
数値目標等が少なく、政策の具体性には少し難があるが、一番有権者、読み手を意識された作りになっている。「こども・子育てマニフェスト50」は、こども重視を示した斬新な取り組み。
2位 民主党 64.50
前回のマニフェストと比べて具体性で大きく後退しているが、マニフェストの形式を整えようとする意欲はまだ見られる。
3位 自由民主党 59.50
前回同様、スローガンが中心で従来型の公約。また、重要政策で立ち位置も不明確で、前回からの進歩が感じられない。
4位 みんなの党 59.00
政策は比較的、具体的に提示されているが、国の進むべき方向、ビジョンに対する詳しい説明が無い。また、有権者を意識した見易さの工夫が必要。
5位 日本共産党 51.50
各争点に対する立ち位置は明確であるが、全てNOで、財源も含めその代案の具体性に乏しい。また、有権者に政策を分り易くしらせる姿勢が欲しい。
6位 日本維新の会 50.50
政策のタイトルのみで細かい内容の説明が無い。また、有権者への分り易さも、意識されたものになっていない。代表、代表代行の発言が時系列で変わり、マニフェストそのものへの信頼感も疑問。
7位 社民党 46.00
各争点に対する立ち位置は明確であるが、全てNOで、その代案の具体性に乏しい。財源に関する記述もほとんど無い。また、有権者に政策を分り易くしらせる姿勢が欲しい。
8位 日本未来の党 44.67
マニフェストの発表が遅すぎる。有権者に政策を提示し、政策で判断してもらおうとする意識が不足している。
9位 国民新党 42.50
郵政、沖縄と政策に筋は通っているが、政策の具体性に欠ける。
10位 新党改革 39.00
政策が抽象的で具体性に欠ける。他分野にわたり政策が列挙されているが優先順位が不明。
11位 新党大地 33.00
北海道に特化した政策内容だが、日本全体のビジョンが不明。また、インターネットによる情報発信も工夫が求められる。
12位 新党日本 29.00
政策に独自性はあるが実現可能性や政策の根拠が不明。動画配信など情報発信には工夫がみられる。
専門家が分析すると、鋭いです。国民のことを真剣に考えているか、自分たちが当選することだけが目的か、マニフェストをみれば分かってしまいますね。バラ色の夢を抱かせ国民をだます政治家は不要です。真面目に政策に取り組む党を見極めていきたいと思います。
今回、早稲田大学マニフェスト研究所(北川正恭所長)は2012年衆議院議員総選挙における立候補者の公約集(マニフェスト)が、当研究所が考えるマニフェストの本来の形式に照らし合わせると、どの程度まで網羅されているか、いわゆる“マニフェストのできばえ度”を検証し公表いたしました。
※検証結果はコチラ
以下評価総合点(100点換算)と順位、総括コメントです。
①理念・ビジョン②政策の体系性・一貫性・独自性③政策の具体性・実現可能性④国民起点度の4分野で評価した総合点です。
1位 公明党 66.50
数値目標等が少なく、政策の具体性には少し難があるが、一番有権者、読み手を意識された作りになっている。「こども・子育てマニフェスト50」は、こども重視を示した斬新な取り組み。
2位 民主党 64.50
前回のマニフェストと比べて具体性で大きく後退しているが、マニフェストの形式を整えようとする意欲はまだ見られる。
3位 自由民主党 59.50
前回同様、スローガンが中心で従来型の公約。また、重要政策で立ち位置も不明確で、前回からの進歩が感じられない。
4位 みんなの党 59.00
政策は比較的、具体的に提示されているが、国の進むべき方向、ビジョンに対する詳しい説明が無い。また、有権者を意識した見易さの工夫が必要。
5位 日本共産党 51.50
各争点に対する立ち位置は明確であるが、全てNOで、財源も含めその代案の具体性に乏しい。また、有権者に政策を分り易くしらせる姿勢が欲しい。
6位 日本維新の会 50.50
政策のタイトルのみで細かい内容の説明が無い。また、有権者への分り易さも、意識されたものになっていない。代表、代表代行の発言が時系列で変わり、マニフェストそのものへの信頼感も疑問。
7位 社民党 46.00
各争点に対する立ち位置は明確であるが、全てNOで、その代案の具体性に乏しい。財源に関する記述もほとんど無い。また、有権者に政策を分り易くしらせる姿勢が欲しい。
8位 日本未来の党 44.67
マニフェストの発表が遅すぎる。有権者に政策を提示し、政策で判断してもらおうとする意識が不足している。
9位 国民新党 42.50
郵政、沖縄と政策に筋は通っているが、政策の具体性に欠ける。
10位 新党改革 39.00
政策が抽象的で具体性に欠ける。他分野にわたり政策が列挙されているが優先順位が不明。
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専門家が分析すると、鋭いです。国民のことを真剣に考えているか、自分たちが当選することだけが目的か、マニフェストをみれば分かってしまいますね。バラ色の夢を抱かせ国民をだます政治家は不要です。真面目に政策に取り組む党を見極めていきたいと思います。
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Posted by ひろかず at 23:58│Comments(0)
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