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ひろかず
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地球生まれ NAGANOcity在住

よろこびのたねまきをしたいきまぐれのまぬけ 

趣味:写真 創作 映画 音楽 旅行 甘食 サイクリング 山登り 

2011年10月01日

槍ヶ岳へ行こう!⑥ 喜作新道

槍ヶ岳へ行こう!⑥ 喜作新道
喜作新道を切り開いた小林喜作という人は、山のスーパーマンだったそうです。

以下、安曇野市HP 安曇野ゆかりの先人たち より引用します。
http://www.city.azumino.nagano.jp/yukari/memory/03/
【こばやし きさく】 1875年~1923年 安曇野市穂高(牧)生まれ。
17歳で猟を始め、同年同郷の先輩であった為右衛門に案内され槍ヶ岳の山頂に立つ。この後北アルプス付近をくまなく歩きガイドとして活躍。当時4、5日かかっていた中房温泉から槍ヶ岳の縦走路をわずか1日で行くことができる新ルート「喜作新道」を開拓。

スーパー猟師

槍ヶ岳を見通した喜作新道
北アルプスの峰々をつなぐ尾根道には「表銀座」「裏銀座」と呼ばれる登山の縦走コースがあります。この「表銀座コース」に大正9年(1920)ごろ、便利で眺望バツグンの人気コース「喜作新道」を切り開いたのが、小林喜作です。喜作は現在の穂高・牧の猟師でした。カモシカやクマ、ウサギ、ライチョウ(当時は保護法がなかった)などを追って山奥深く分け入っては、捕らえた獣の毛皮などを売って生計をたてていました。

当時、槍ケ岳に登る縦走の常識だったコースでは、中房温泉に1泊、燕(つばくろ)か大天井(だいてんじょう)小屋にもう1泊、さらに常念小屋に1泊と、3~4日かかっていました。ところが喜作はいつも猟に使っていた険しい道を整備し、登山者がたった1~2日で槍ケ岳に行き着くルートを考えつき、3年を費やして開削させました。

この道は、アルピニストの憧れをかきたてて止まない槍ケ岳が最も美しく見え、高山植物が出迎える魅力的なコースで、喜作があたかも銀座を歩くかの様に歩いたことから、いつしか「北アルプスの表銀座」と呼ばれる人気道になります。さらに1922年(大正11)には槍ケ岳のたもとに「殺生小屋」をオープンさせます。喜作は、80キロにもおよぶ重い荷物を担いで3,000メートル級の山々へ荷を上げ、驚くほどのスピードで走るように山谷を駆けめぐっていた山のスーパーマンでした。

槍ヶ岳へ行こう!⑥ 喜作新道
喜作さんに感謝ですね。
槍ヶ岳へ行こう!⑥ 喜作新道
分かりやすく、矢印がしてあります。
槍ヶ岳へ行こう!⑥ 喜作新道
小さい秋みつけた。
槍ヶ岳へ行こう!⑥ 喜作新道
高山植物は、けなげで可愛いですね。
槍ヶ岳へ行こう!⑥ 喜作新道
ガレ場です。
底の固い登山靴でないと歩きにくい道です。
槍ヶ岳へ行こう!⑥ 喜作新道
白い粒は、降ってきたアラレです。
急に寒く冷えてきたと思ったら、、、。
槍ヶ岳へ行こう!⑥ 喜作新道
鎖をつたっていきます。
槍ヶ岳へ行こう!⑥ 喜作新道
切り開いたと言う感じが出ていますね。
槍ヶ岳へ行こう!⑥ 喜作新道
もっといい道をつくってよ、なんていいたくなる気持ちを抑えて、感謝感謝。icon10
それにしても結構ハードな道ではあります。
槍ヶ岳へ行こう!⑥ 喜作新道
お疲れ様でした。とかいてあるようです。
大天井ヒュッテ到着です。
燕山荘から、4時間かかりましたので合計8時間程度、結構、一日にしては歩きました。さすがに足膝に来ました。
槍ヶ岳へ行こう!⑥ 喜作新道
丸山菓子舗謹製の銘菓喜作新道。
槍ヶ岳へ行こう!⑥ 喜作新道
実際に歩いてきて食べると、味わいが深いです。



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Posted by ひろかず at 05:04│Comments(6)自然探索
この記事へのコメント
ひろかずさん、コンニチワ
槍ヶ岳ドキュメント、良いですね
足腰も持ちこたえているようですね……
清水高原へのヒルクライムは奏を功したのでしょうか
私も今は膝が悪くて山登りは無理なのですが、20〜30代は好きで登ってました
稜線に出た時の喜びは格別でした
それまでの苦しさが吹っ飛ぶ瞬間です
Posted by 清水高原住人moon at 2011年10月01日 11:15
喜作さんは凄いですね。

私も山岳会の方々とお知り合いになりましたが、あの方々も山では同じ人間とは思えない行動力を発揮します。

山男は凄いですが、輪をかけて喜作さんはスゴかったんでしょうね。
Posted by 清水清水 at 2011年10月01日 21:26
登山ではお世話になりました。
最後にきちんとご挨拶もせず失礼しました。
毎日楽しく見ています。
一週間前が夢のようですね。
Posted by 倉田智子 at 2011年10月02日 19:55
清水高原住人moon さん

私もちょっと歩くとひざがつるという状況を克服するために運動やっています。だいぶ自信がついてきました。筋肉量を増やすしかないのですが、徐々についてくるものですね。
十数年前に登った時よりも体力的には楽でした。風景が観たい、快適に走ってストレス発散というより、まずアンチエイジングがテーマです。
Posted by ひろかず at 2011年10月04日 21:30
清水さん


山の中をランニングしている方を2人見ましたが、喜作さんも走るように登れたのでしょうね。
Posted by ひろかず at 2011年10月04日 21:32
倉田智子さん

いろいろとお世話になりました。無事に帰られて安心です。あの風景は一生ものですね。槍ヶ岳のパノラマ写真を大きく伸ばしてみていると嬉しくなってきます。達成感を味わうことが出来ましたね。
Posted by ひろかず at 2011年10月04日 21:37
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