2011年02月19日
メンチカツ

メンチカツは加熱前のハンバーグに衣をつけて揚げたようなものです。
日本の洋食であり、カツレツの一種。略して「メンチ」ともいいます。関西地方では「メンチ」は「メンチを切る(=睨みつける)」という柄の悪い表現に用いられることがあり、それとの連想を避けるために、「ミンチカツ」の名称が普及したと考えられます。
関西と関東で言い回しが違う食べ物ありますよね。マクドナルドのことを、関東では「マック」ですが、関西では、「マクド」ですよね。
以前メンチマックというのがありましたが、オーストラリア産の牛肉(ここの牛肉は脂肪分が少ない)の規格外品(「カウ・ミート」というそうです。これは、通常食べる「テーブル・ミート」から排除された格付外品のことです。食肉加工業界には「骨と骨髄を粉砕して“肉”を作る技術もある」といいます)にアメリカ産牛肉の脂肪を混ぜて作るのだそうです。アレルゲンとして大豆が記載。大豆カスですかね。大豆カス=油を絞った残りに、牛、豚、鳥の肉を混ぜるとパサパサのパテになりますからこれに脂肪を混ぜて、普通の挽肉の感じをだして衣を付けて揚げるのだとか。安く作れるわけですね。なお、ハンバーガーのパティ(肉)の原価は十七円五十銭前後といいます(『週間ダイヤモンド』11月18日号)。
Posted by ひろかず at 01:30│Comments(0)
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