ハシシタ騒動と品性がない作家佐野眞一氏の正体

ひろかず

2012年10月23日 23:58


週刊朝日のハシシタ連載中止された佐野眞一氏

この騒動で、ベテランノンフィクション作家佐野眞一氏の正体があらわになりました。
ベテランかもしれませんが、まったくとるにたらない卑怯な男であるとあらためて思いました。
橋下市長に謝るのは、出版社だけではなく本人自ら謝るべきでしょう。
同和差別問題でいやな思いをされた人々の心情をくめば、こういう機会に陰に隠れていないで、堂々と謝罪会見すべきです。
何か言いたいことがあれば、その場で本人が説明するのが本義でしょう。週刊誌が中止になったので、今度は本にするらしいです。
言論の自由ではありますが、自分の言論には責任をまず自分で持つべきです。こそこそ雑誌社や出版社に隠れていないで堂々と本人を前にしても言えることを書くならよしです。でも、うそ八百は自分が一番わかってるのでそういうことは、まず出来ないでしょうね。

以下橋下市長のツイート引用です。

「佐野の大馬鹿は、誰に聞いたか知らないが、僕の実父は、「頭がおかしかった」、「シャブを打っていたはずだ」と話す誰か知らない者の話をそのまま公にしている。こんな手法を許したら何でもありになる。」

「よくもこんなことを公にできたものだ。こういう話は、フィクションとして想像の世界でやれ。佐野は一度俺の前に出て来い。お前のその妄想、思い込みが何に基づいているか確認してやる。朝日新聞社グループよ、過ちには二つある。謝って何とか済む話と、謝っても済まない話だ。」

この中で、明らかなのはこのお二人は面識が今まで全くないということです。これだけ橋本市長のことを週刊誌で取り上げるつもりならば、まず本人に直接会って、人物をしっかり研究してから執筆するのが礼儀です。会ってもいない、という事実。こういう人は、誠実なジャーナリストではない。問題外ですね。政治的意図か、どこからかお金をもらって書かされているか、ひどい作家がいたものです。

この佐野氏に関して東京都副知事で作家の猪瀬直樹氏が、佐野氏の過去の盗用疑惑をツイッター上で指摘し波紋を呼んでいいます。

以下J-CASTニュースより転載します。

猪瀬氏「佐野氏の品性に疑問」
猪瀬氏が佐野氏や週刊朝日に関連したツイートを投稿したのは2012年10月18日夜。一部はフォロワーからの質問に答える形で計6本を自身のツイッターに掲載した。
猪瀬氏はまず、問題の週刊朝日の広告記事「ハシシタ 橋下徹も知らない本性をあぶり出すため、血脈をたどった!」を10月16日付朝刊に掲載した朝日新聞の姿勢について「あのタイトルに問題なしとした公器の責任は大きい」とただす。そして、次にその矛先を突如として佐野氏に向けた。
「1985年11月号月刊現代の『池田大作 野望の軌跡』(佐野眞一)は、1981年三一書房刊『池田大作ドキュメントー堕ちた庶民の神』(溝口敦著)からの盗用が10数箇所もあり、翌月号に『お詫びと訂正』があります。このときから品性に疑問をもち付き合いをやめました」
と指弾したのだ。
さらに猪瀬氏は、佐野氏の2冊の著作本「紙の中の黙示録」(1990年刊)と「日本のゴミ」(1993年刊)がそれぞれ、深田祐介氏の「新東洋事情」(1988年刊)、山根一眞氏の「ドキュメント東京のそうじ」(1987年刊)の記述内容の一部を盗用している、と記述した。
業界が甘やかして何でもありをつくった反省も必要
「編集者は担当したことが恥で表に出さない。河岸を変えれば分からない、と犯罪は繰り返される」
と出版界の問題点にも言及した。
猪瀬氏の一連のツイートを受けてネットの掲示板には、すぐさま佐野氏の盗用疑惑に関するスレッドが立ち上がり、多くの非難や中傷するコメントが掲載された。だが、ノンフィクション界の大家の業績を否定するかのような猪瀬氏のツイート内容は、果たして本当なのか?
 問題の記事が月刊現代に掲載された1985年当時、佐野氏の肩書きはルポライター。同誌11月号の「池田大作 野望の軌跡」は、創価学会第二代会長・戸田城聖氏の薫陶を共に受けた池田氏とA氏(故人)のその後を追い、巨大宗教団体内部の「真相を抉る」という32ページもの力作だった。
J-CASTが調べたところ、確かに同誌1985年12月号の巻末448ページの左隅に次のような囲み記事が掲載されていた。



「溝口敦氏の著書『堕ちた庶民の神』 から引用した個所がありました」
「本誌十一月号「池田大作『野望の軌跡』」(筆者佐野真一)の記事中、出所を明記せずに、溝口敦氏の著書「堕ちた庶民の神」から引用した個所がありました。同氏にご迷惑をおかけしたことをお詫び致します」
盗用疑惑としてツイッター上にさらされた他の2冊はどうか?
猪瀬氏が「盗用」「瓜二つ」と指摘する「紙の中の黙示録」―「新東洋事情」、「日本のゴミ」―「ドキュメント東京のそうじ」の問題個所を読み比べてみた。すると、一部分に限ってではあるものの、佐野氏はすでに出版されていた深田氏の「新東洋事情」と山根氏の「ドキュメント東京のそうじ」をなぞるような形で、同じテーマで同じ場所に出向いて取材して執筆していた。文章のニュアンスも問題部分に関しては当然のように似てはいた。 これが「盗用」に当たるか否かの判断は難しいところだ。
2人は現在同じ65歳で同学年ながらもそりが合わず、以前から互いをライバル視する関係だったという。

以上文章転載です。

事実と想像を入れ混ぜて、しかも信憑性のない、こういう人もいた、などとデタラメ三昧。ライバルの文章も盗む。
読むだけムダですし、馬鹿らしいですね。

橋下市長も感情をむき出しにして騒ぐのは、これから総理大臣を目指すとしたら、大人気ないですが、今回は同情します。小沢一郎氏は、週刊誌にでたらめ記事がでても、話にならん、とまったく相手にもしないですね。それも、反論しないので事実っぽく世間に思われるのでどうかと思いますが、、。対照的過ぎですなあ。
いずれにしても、日本は名誉毀損の賠償額が小さすぎです。ひどい場合、悪質な場合は最低一億円くらいにすれば、このような品性のない作家は駆逐されます。

ついでに、インターネット犯罪の冤罪が話題となりましたが、冤罪が晴れた場合は、国が一億円くらい補償すべきです。人を逮捕するときは、そのくらいの責任を持つべきです。

関連参照記事:
ガジェット通信 短期集中連載~「ノンフィクション界の巨人」佐野眞一氏の「パクリ疑惑」に迫る(第1回)~

お詫び文掲載10カ月後の「再犯」……ガジェット通信 短期集中連載~佐野眞一氏の「パクリ疑惑」に迫る(第2回)~

「まったく弁解の余地もありません」佐野氏が書いた全面謝罪文~佐野眞一氏の「パクリ疑惑」に迫る(第3回)~

こういうインチキな作家がいろんな迷惑を起こすので、今後良識ある出版社はこのような品性のない人物を相手にしないことです。

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