屋久島へ行こう! 26 自炊夕食

ひろかず

2012年10月22日 23:57


無人の避難小屋なので、当然夕食は自分たちで買い出ししたものを食べます。

小型のコンロで、お湯を沸かしてコーヒーを飲んだりします。
山で飲むコーヒーはうまいです。

カップヌードルごはんなんてのもあるんですね。
直接火にかけちゃって大丈夫ですか?

水があれば100度以上にはならないから大丈夫さあ、、、たぶん。

紙で作った箱に水を入れ、コンロの弱火で加熱しても、紙は燃えないのです。水の沸点が100℃なので、紙が水と接しているところの紙の温度は100℃以上にはなりません。紙の燃える温度は300度以上ですから大丈夫なのです。
でも、紙の炎と接している部分はそれよりも高い温度になるはずですよね。それについては、紙は繊維でできているので、水がしみこみます。下から加熱すると、紙にしみこんだ水は熱によって下の面から蒸発していきます。このときに水が熱を奪って周りの温度を下げようとします。炎がつよくなって水の蒸発が速くおこると、紙の下の面がぬれていない状況になるので、そのときには温度は100℃を超えることもあります。炎からやってくる熱と上からくる水の蒸発による冷却のどちらが勝るかということになっていきます。紙の質とか、用いるガスコンロの熱量とかによっても変わってきますが、うまくすれば紙の炎と接しているところの温度が300℃を超えないようにすることができるのです。


お、ちゃんとできてますね、いいごちそうですなあ。

腹ごしらえできたら、日が暮れるまで、のんびりと過ごします。

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