京都 友禅苑

ひろかず

2010年12月20日 23:53


友禅染の祖といわれる宮崎友禅。1654年(承応3年)頃に生まれ、元禄の頃京都の知恩院の門前に住んでいたとされています。宮崎友禅の生誕300年を記念して1954年に造園された友禅苑。 国宝・知恩院三門の南にあります。宮崎友禅の銅像。

友禅染は今から三百年前の元禄時代に、宮崎友禅斎という人物により始められました。友禅斎は扇絵師で、それまでの麻地に藍一色の単彩風に染めた「茶屋染」の技術を基本にして、素晴らしい模様を扇に染め出しました。彼の扇は飛ぶように売れ、それに着目した呉服屋が着物の柄として染め、売り出したところ大好評を得て、瞬く間に広まったようです。カリスマデザイナー友禅斎の図案は扇から染物にいたるまで大人気となりました。その評判を聞きつけた当時の出版社は、早速彼に図案を一覧にした本を描かせ、「大風流模様尽」と題して売り出しました。これがきっかけとなって全国的に友禅模様が大流行するようになったのだそうです。

木の葉も染まり、、、。

水も染まり、、、、散策によいお庭になっています。

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