義仲ウォーキング 小枝御前コース前編 古き歴史香る洗馬

ひろかず

2010年03月23日 00:43

先週に引き続き、22日(月)には、義仲ウォーキングを行ないました。
小枝御前(義仲の御母堂)コースで、古き歴史香る洗馬を歩く、というテーマです。

義仲関連過去記事:http://ikiikiikiyou.naganoblog.jp/e423453.html
            http://ikiikiikiyou.naganoblog.jp/e421757.html
            http://ikiikiikiyou.naganoblog.jp/e354412.html
            http://ikiikiikiyou.naganoblog.jp/e354606.html
            http://ikiikiikiyou.naganoblog.jp/e339581.html


先週登場した猫ちゃんが、気になっていましたが、本日もご主人がおんぶして登場。
10キロ以上もの史跡ウォーキングですが、この6キロの猫ちゃんを背中に歩くすごい方が今回もいて、詳しくお聞きしました。安曇野市明科七貴の百瀬佐武郎さん(65歳)です。いつも、一緒に行動しているそうです。ヒマラヤンとシャムの雑種で、オス5才だそうです。お名前は、「モコたん」。猫は、雑種の方が高いそうです。でも、市民タイムスのあげますコーナーで、知り合ったそうなんです。どこにご縁があるか分かりません。家ではなく、人につく大人しい猫なのだそうです。このふれあいは市民タイムスの今年2月に、第一面トップ記事で紹介されています。

洗馬駅集合。出発10時。今日は、一日よいお天気そうです。

まず始めに、洗馬駅をすぐ出たところの旧洗馬学校跡です。

明治6年に、民家に開設され、松本市の開智学校(重文)を建てた立石清重を棟梁に、明治11年ここに新築移転しました。その偉容から、バビロン城と呼ばれ、屋上には今井兼平洗馬の像が飾られていました。今は、宗賀小学校に在るそうです。


少し、下ったところにある 「あふたの清水」 
義仲と今井兼平がここで邂逅(会うという意)し、兼平が義仲の馬の足をここで洗ったという伝承の場所です。
洗馬の地名は、古代からありました。一説にここから、狭(せば)くなるという地形から地名が出来たのでは、とも。

最近は、若い女性で戦国武将のゆかりの地を訪ねる方が増えています。歴女というらしいですね。
歴女とは:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%AD%B4%E5%A5%B3
ロマンと志のあるタフな男性を求めているということでしょうか。
いまも清水はこんこんと流れています。

中仙道と善光寺街道の分岐点。安政4年に洗馬の小松佐司兵衛らによって建てられた大きな石の永代常夜灯があります。
これと同じものが、終点善光寺にもあるそうです。


この風景をイメージして、安藤広重が中仙道69次の洗馬を描いています。

歩きます。120人ほどの長蛇の列。


木曽義仲の御母堂の小枝御前のお墓がある長興寺に着きました。



飯沼智成さんの解説で、小枝御前を偲びます。


新しく境内に看板を今回建てさせて頂きました。古絵図に、義仲母堂の墓とあります。


昔のお墓は、こういう家の形をしていたそうです。



霜柱を近くで見ると、おいしそうです。

ワッフルかと思ったら、ただのフタでした。
スプリング・スイーツ・フェスティバルの影響?


ひと休憩します。例によって、バナナとお茶です。


長興寺奥にある塩尻市の市名勝指定の美しい庭園です。
庭園からも、義仲ご母堂の墓まで上がれます。

つづく


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