若鶏と成鶏、そして「しね肉」

ひろかず

2013年06月22日 23:58


卵を産むニワトリは若鶏といい、年をとってしまって卵を産まなくなったニワトリは成鶏というのだそうです。
成鶏というより熟鶏というほうが合っている気はしますが、、、。
卵を産めなくなった鶏は、当然安値で取引されますので、一般の外食産業で食べるものは、若鶏とあえて書かれない限り成鶏です。
若鶏は肉が柔らかく、成鶏は肉が硬いめですので食べるとすぐ分かります。
中国で食べる鶏肉は、黙っていても若鶏が出てくるので、どこで食べても美味しかったと思います。
日本は、今日の卵はパックいくらか、とチラシでスーパーが競争しているため養鶏数が多い、そのため成鶏数が多いので鶏肉市場は安い固い肉、通称「しね肉」が沢山でまわります。
年とった鶏の肉を噛むと若鶏の肉とは違ってなかなか噛み切れない。固く筋張っていて、口の中で小さくならないので、飲み込むわけにもいかない。そういう時、秋田の方言で、「この肉、しねなぁ」というらしいです。ここから、「しね肉」という言葉が出てきたようです。死ねということではないそうです。
ちなみにこのカレーをかけた鶏肉は、若鶏で柔らかでした。
熟鶏好みの方もいると思いますが、筋肉をつけたい方は、若鶏のほうがいいかも、、、。

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